新年新企画!
レコード芸術付録CD
録音評
 
 「レコード芸術」という雑誌を,ご存じです
か? クラッシックレコードの国内正規発売
盤,すべてを網羅した雑誌です。でも,今,
レコードなんか発売してないですよね。実質,
CD芸術な訳ですが(゚ε゚)キニシナイ!!
 10年位前から,新譜を小間切れで収録し
たCDが,おまけ(販売元渾身の力作?)で
つくようになりました。私の耳で,小間切れ
で演奏の善し悪しが分かるはずもなく,もっ
ぱら録音の善し悪しを聞いています。
 ただし,この付録CDは,各発売会社より
提供された音源を音質に手を加えず使用し,
音量レヴェルの調節を適宜行って収録して
おります。(収録曲一覧の注意書ママ)これ
ぞ優秀録音と思って,全曲盤を購入して,
全然音が違ったこともありますので,ご注意
ください。
 以下に,すごい音してるな,という録音,?
という録音などを自分勝手に書いてみます。
でも,私の装置と耳は,それほど性能が良く
ありません。絶対,参考にしないでください。
損害を被っても,責任は負いかねます…(´д⊂
 

2008年5月号(2009年1月27日 NEW

2008年4月号(2009年1月18日 追加 )

2008年3月号(2008年9月7日 追加 )

2008年2月号(2008年2月11日 追加)

2008年1月号(2008年1月20日 追加)

2007年12月号(2008年1月13日 追加 2008年1月20日更新)

2007年11月号(2008年1月2日 追加)

2007年10月号(2007年10月14日 追加 2008年1月2日更新)

2007年9月号(2007年10月6日 追加)

2007年8月号(2007年9月24日 追加)

2007年7月号(2007年9月17日 追加)

2007年6月号(2007年8月19日 追加)

2007年5月号(2007年7月1日 追加)

2007年4月号(2007年4月30日 追加)

2007年3月号(2007年3月18日 追加)

2007年2月号(2007年2月18日 追加)

2007年1月号(2007年1月28日 追加)

2006年10月号〜12月号(2007年1月3日 追加)

2006年9月号(2006年10月9日 追加)

2006年8月号(2006年9月3日 追加)

2006年7月号(2006年7月30日 追加)

2006年6月号(2006年7月16日 追加)

2006年5月号(2006年5月7日 2006年7月16日更新)

2006年4月号(2006年4月23日 追加)

2006年3月号(2006年3月19日 追加)

2006年2月号(2006年2月26日 追加)

2006年1月号(2006年1月29日 追加)

2005年12月号(2006年1月2日 追加)

2005年11月号(2005年11月6日 2006年1月29日更新)

2005年10月号(2005年10月17日 11月6日更新)

2005年9月号(2005年9月12日 10月17日更新 

2005年8月号(2005年8月6日 11月6日更新 

2005年7月号(2005年7月19日 追加 )

2005年6月号(2005年6月11日 追加 )

2005年5月号(2005年5月12日 追加 

2005年4月号(2005年4月17日 追加 

2005年3月号(2005年3月7日 4月17日更新 

2005年2月号(2005年1月30日 追加 

2005年1月号(2005年1月1日 追加 

2004年12月号(2004年11月28日 3月7日更新 

2004年11月号(2004年10月31日 追加 

2004年10月号(2004年10月11日 追加 

2004年9月号(2004年9月13日 追加 

2004年8月号(2004年8月15日 追加 

2004年7月号(2004年7月19日 8月15日更新 

2004年6月号(2004年6月21日 追加 

2004年5月号(2004年5月16日 7月25日更新 

2004年4月号(2004年3月28日 追加 

2004年3月号(2004年3月15日 追加 

2004年2月号(2004年2月1日 追加 

2004年1月号(2004年1月5日 追加 

2003年12月号(2003年12月7日 2月1日更新 

2003年11月号(2003年11月9日 追加 

2003年10月号(2003年9月28日 11月9日更新 

2003年9月号(2003年8月31日 追加 

2003年8月号(2003年8月3日 追加 

2003年7月号(2003年6月29日 追加 

2003年6月号(2003年6月1日 追加)

2003年5月号(2003年4月29日 6月1日更新 

2003年4月号(2003年3月31日 追加 

2003年3月号(2003年3月2日 追加 

2003年2月号(2003年2月9日 追加 
 
 


 2003年1月号

特別定価1550円(本体1476円)

今月号は,別冊付録としてレコード・イヤー
ブック2003が付いていたり,第40回レコ
ード・アカデミー賞の記事があったりして,
特別価格のようです。

付録CDの概要は,以下のとおりです。

 31曲収録,70分18秒

販売会社内訳は,

・コロムビア ミュージック エンタテイメント
  2曲
・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン,
    デッカ,フィリップス
  6曲
・BMGファンハウス
  4曲
・ワーナー・ミュージック・ジャパン
  5曲
・キングレコード
  2曲
・ソニーミュージックジャパンインターナショナル
  2曲
・東芝EMI
  4曲
・オクタヴィア・レコード
  4曲
・フォンテック
  1曲
・アイヴィー
  1曲

です。録音方式内訳は,

デジタル録音24曲,
ステレオ(アナログマスター)5曲,
モノラル(当然,同上?)2曲

 という,威容を誇っています。
 
 

今月のHanszackの推薦

トラック7
ベルリオーズ:劇的物語<<ファウストの劫罰>>
  〜<ハンガリー行進曲>冒頭
 マルケヴィッチ指揮ラムルー管弦楽団
 <録音1959年5月>[G  UCCG3463〜4]
 

 小生が,生まれた年の録音です。年がばれる…(´д⊂
グランカッサが良いです。パルス性でちゃんと入
っています。この頃は,オフマイクで録っていたの
でしょうか,低音に迫力があります。概して,楽器
に近いほど,低音の迫力はなくなります。そのか
わり,高弦など,そこそこの音です。マスターテー
プが劣化しているのかも知れません。荒っぽい音
ですが,凡百のデジタルレコーディングより,迫力
があります。

レコード芸術の録音評85〜87,75点

だそうです。75点というのは,カップリングされて
いる交響曲<イタリヤのハロルド>(モノラル)
のことだろうと思います。
 

今月の???な録音

トラック8
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲〜第3楽章冒頭
 レーピン(vn)ゲルギエフ指揮キーロフ劇場管弦楽団
 <録音2002年7月(ライブ)>[Ph  UCCP1069]
 

 最新のデジタル録音で,ライブですが,ヴァイオリンの
音がこもって,ヴェールが被っているように聞こえます。
ライブの場合,目立たないようにマイクをセッティングし
なければならず,天吊マイク+舞台上に数本でしょうか?
録音器材を,舞台近くに置けませんので,マイクケーブル
は,軽く100m位,行くのではないでしょうか?
 ゲルギエフの録音は,雑誌で絶賛されていますが,小
生とは相性が悪いようです。シェエラザードもだめだった
(´д⊂ ホールエコーが再生,あるいは聞き取れていな
いのでしょうか?

レコード芸術の録音評93点by石田氏
 「ヴァイオリンがしっかりと太く,それでいて繊細
な音をたいへんによく捉えているし,...」

だそうです。ちなみに石田氏と小生の試聴環境を,
以下に比較してみます。

石田氏
CDトランスポート:デンオンDP−S1
D/Aコンバーター;WADIA2000UG96
プリアンプ;マークレヴィンソンNo.32L
パワーアンプ;マークレヴィンソンNo.33HL
SPシステム;JBL S9500+パイオニアPT−R7III
リスニングルーム;15畳鉄筋コンクリート造防音構造

Hanszack
CD/DVDプレイヤー;ケンウッドDVF−R9030
アンプ;ケンウッドKRF−V7773D(プリ及び高音用パワー)
     アルパイン/ラックスマンLV−103U(低音用)
SPシステム;JBL S2500+UT−405
リスニングルーム;なし
  (SPは台所,試聴位置は隣の6畳和室,防音処理なし)

 う〜ん,SPのメーカーが同じという以外,違いがありすぎ。
あなたはどちらの評価を信用しますか?(←聞くだけ野暮)
 

今月のその他諸々

トラック10〜11
 小澤+ボストン響の1968年録音,低音に力があって,
高弦もきれいに録れてバランス良く,好きな録音です。

トラック17
バレンボイム+ベルリン国立歌劇場の<さまよえるオラン
ダ人>2001年録音,水夫の合唱がエコー効いています。
まさに幽霊船が出そうです。

トラック22
テレマンのフルート協奏曲ト長調ですが,録音より,音楽が
バッハのアリオーソ(チェンバロ協奏曲BWV1056の第2
楽章)の出だしにそっくりです。どっちがまねたのか,偶然似
たのかはわかりませんが,バッハの曲って意外と他人の作
品のパロディーで,原作が残っていないだけ?という気もし
ます。別に,バッハを非難しているわけではありません。バッ
ハはやはり,偉大です。

トラック28〜29
小林研一郎+チェコフィルのブラ2,チャイコ「マンフレッド
交響曲」,大音量部で,小林研一郎(コバケン)の歌声
聞こえます。まさか,と思うでしょうが,おばけのうなり声の
ようで,気味が悪いです。どういうマイクセッティングしてい
るのでしょうか?静かな所では歌っていません。声質はバ
リトンに聞こえます。歌う指揮者の中では,最高の声質を
持っていると思います。
 

あと,これ以外にバロック系はすべて良い音と思います。
小編成のオケは,生で聞いても,混濁のない,美しい音
出します。(←勝手に決めつけ(`・ω・´)シャキーン)
 
 
 
 
 
 
 
 

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