平成18年5月号
 2006年8号

定価1250円(本体1190円)

音楽の友,ステレオなどでおなじみの,
(株)音楽之友社発行
 

今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。

 30曲収録,63分22秒

販売会社内訳は,

・オクタヴィア・レコード
  3曲 ↑(2)*
・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン,
    デッカ,フィリップス
  9曲 ←(9)
・エイベックス・クラシックス
  1曲 ←(1)
・BMG JAPAN
  7曲 ↓(10)
・ワーナー・ミュージック・ジャパン
  2曲 ↑(1)
・ソニーミュージックジャパン
  1曲 ←(1)
・コロムビアミュージックエンタテインメント
  2曲 ↓(5)
・東芝EMI
  3曲 ↑(1)
・キング・レコード
  0曲 ←(0)
・カメラータ・トウキョウ
  0曲 ↓(2)
・フォンテック
  0曲 ←(0)
・マイスター・ミュージック
  0曲 ↓(3)
・ナミ・レコード
  1曲 ↑(0)
・アイヴィ
  1曲 ←(1)

       *)( )内は前月収録曲数

です。録音方式内訳は,

デジタル録音29曲,
ステレオ(アナログマスター)1曲,
モノラル(当然,同上?)0曲

 という,威容を誇っています。

 なお,最長3分00秒はトラック21,22ベック指揮オーケストラ・アンサンブル金沢ほかのモーツァルト:ミサ曲ハ短調
およびトラック26,28アルゲリッチ&フレンズ/ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2005のメンデルスゾーン:ピアノ三
重奏,ブラームス:ピアノ五重奏です。

  今月の感想
 今月も前月に続き,遅いうpとなりました。(TдT
 作曲家ではモーツァルトが7曲から8曲と微増,ヴィヴァルディが5曲と健闘です。
 編成別では,歌劇が11曲(楽劇1曲含む)と最多です。ピアノは協奏曲0曲,ソロ6曲(モーツァルの2台のピアノのた
めのソナタなど2曲含む)と通常と比べて少なめかと。
 レーベル別ではカメラータなどの弱小レーベル(失礼)が全滅のため,全体の収録曲数は少なめかと。

*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり
して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン
(↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
 
 

今月のHanszackの推薦

トラック21
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調〜キリエ 冒頭
ロルフ・ベック指揮オーケストラ・アンサンブル金沢,シュレヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭cho
 <録音:2005年 7月(ライヴ)>[ワーナー・クラシックス  WPCS11923]

 トラック22も同じ音元からですが,トラック21は低音の深みが有ります。

レコード芸術の録音評90〜93点by神崎氏
「...大聖堂での演奏を十分に感じさせる豊かな音場展開で,スケール感も迫力も十分,破綻
のない安定感の高い録音である。(以下略」

だそうです。
 

今月の???な録音
 
 

 今月は該当有りません。

  
 

今月のその他諸々
 
 
 

トラック4〜6
ムター(vn)オーキス(p)のモーツァルト:vnソナタのライヴ録音ですが,いつものムターDG録音
のごりごりした音から一変,抜けの良い高音と,残響感も良いです。

トラック8〜9
カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコのヴィヴァルディ:歌劇《エドガール》からですが,オケ
の音場感,残響が良好です。

トラッ24
有田(フラウト・トラベルソ)平尾(gamb)ほかの1993年録音のデュパール:組曲第1番からアル
マンド冒頭ですが,明るく透明な音色です。

トラック25
アンナ。モッフォ(S)アイヒホルン指揮バイエルン放送響の1971年録音のグノー:歌劇《ロミオとジュ
リエット》からですが,声はこもりぎみですがティンパニ,コントラバスのピチカート等は良好です。 
 
 
 
 
 

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