2006年8号
定価1250円(本体1190円)
音楽の友,ステレオなどでおなじみの, (株)音楽之友社発行
今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。
30曲収録,63分22秒
販売会社内訳は,
・オクタヴィア・レコード 3曲 ↑(2)* ・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン, デッカ,フィリップス 9曲 ←(9) ・エイベックス・クラシックス 1曲 ←(1) ・BMG JAPAN 7曲 ↓(10) ・ワーナー・ミュージック・ジャパン 2曲 ↑(1) ・ソニーミュージックジャパン 1曲 ←(1) ・コロムビアミュージックエンタテインメント 2曲 ↓(5) ・東芝EMI 3曲 ↑(1) ・キング・レコード 0曲 ←(0) ・カメラータ・トウキョウ 0曲 ↓(2) ・フォンテック 0曲 ←(0) ・マイスター・ミュージック 0曲 ↓(3) ・ナミ・レコード 1曲 ↑(0) ・アイヴィ 1曲 ←(1)
*)( )内は前月収録曲数
です。録音方式内訳は,
デジタル録音29曲, ステレオ(アナログマスター)1曲, モノラル(当然,同上?)0曲
という,威容を誇っています。
なお,最長3分00秒はトラック21,22ベック指揮オーケストラ・アンサンブル金沢ほかのモーツァルト:ミサ曲ハ短調 およびトラック26,28アルゲリッチ&フレンズ/ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2005のメンデルスゾーン:ピアノ三 重奏,ブラームス:ピアノ五重奏です。
今月の感想 今月も前月に続き,遅いうpとなりました。(TдT 作曲家ではモーツァルトが7曲から8曲と微増,ヴィヴァルディが5曲と健闘です。 編成別では,歌劇が11曲(楽劇1曲含む)と最多です。ピアノは協奏曲0曲,ソロ6曲(モーツァルの2台のピアノのた めのソナタなど2曲含む)と通常と比べて少なめかと。 レーベル別ではカメラータなどの弱小レーベル(失礼)が全滅のため,全体の収録曲数は少なめかと。
*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン (↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
今月のHanszackの推薦
トラック21 モーツァルト:ミサ曲 ハ短調〜キリエ 冒頭 ロルフ・ベック指揮オーケストラ・アンサンブル金沢,シュレヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭cho <録音:2005年 7月(ライヴ)>[ワーナー・クラシックス D WPCS11923]
トラック22も同じ音元からですが,トラック21は低音の深みが有ります。
レコード芸術の録音評90〜93点by神崎氏 「...大聖堂での演奏を十分に感じさせる豊かな音場展開で,スケール感も迫力も十分,破綻 のない安定感の高い録音である。(以下略」
だそうです。
今月の???な録音
今月は該当有りません。
今月のその他諸々
トラック4〜6 ムター(vn)オーキス(p)のモーツァルト:vnソナタのライヴ録音ですが,いつものムターDG録音 のごりごりした音から一変,抜けの良い高音と,残響感も良いです。
トラック8〜9 カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコのヴィヴァルディ:歌劇《エドガール》からですが,オケ の音場感,残響が良好です。
トラッ24 有田(フラウト・トラベルソ)平尾(gamb)ほかの1993年録音のデュパール:組曲第1番からアル マンド冒頭ですが,明るく透明な音色です。
トラック25 アンナ。モッフォ(S)アイヒホルン指揮バイエルン放送響の1971年録音のグノー:歌劇《ロミオとジュ リエット》からですが,声はこもりぎみですがティンパニ,コントラバスのピチカート等は良好です。
レコ芸トップもどる