2005年12月号
定価1250円(本体1190円)
音楽の友,ステレオなどでおなじみの, (株)音楽之友社発行
今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。
34曲収録,63分47秒
販売会社内訳は,
・エイベックス・クラシックス 3曲 ・オクタヴィア・レコード 5曲 ・BMG JAPAN 6曲 ・ソニーミュージックジャパン 2曲 ・東芝EMI 1曲 ・コロムビアミュージックエンタテインメント 2曲 ・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン, デッカ,フィリップス 9曲 ・カメラータ・トウキョウ 2曲 ・マイスター・ミュージック 3曲 ・アイヴィ 1曲
です。録音方式内訳は,
デジタル録音32曲, ステレオ(アナログマスター)2曲, モノラル(当然,同上?)0曲
という,威容を誇っています。
なお,最長3分12秒はトラック17のヴェンゲーロフ(vn)ほかのベートーヴェンvnコン です。
今月の感想 今月は20何年ぶりに試験を受けたり,パソコンが壊れたりで,1月号発売後のうp となりました。(TдT メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり して醜いので,今後,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン (↑ただ単に聞いて書くのが減るので,楽したいだけ。) いつもの制作費の安い?ピアノだらけと違って,ホルストの惑星やR.シュトラウスの ツァラトゥストラなど,オーディオの定番曲が収録されていました。
今月のHanszackの推薦
トラック7 チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》〜第1楽章 中間部 ヴァレリー・アファナシエス指揮東京シティー・フィルハーモニック管弦楽団 <録音:2005年4月(ライヴ)>[Exton D OVCL00185]
第二主題の弱音部ですが,音に厚みが有り,生っぽいです。
レコード芸術の録音評90点by石田氏 「東京文化会館での収録で背景的なノイズが随所に感じられるが,全体の 響きとしてはかなりスケールのある堂〃としたなかにほどよい響き,音の厚 みを感じさせる。低音部,特にコントラバスはときとして若干オーヴァ−にな るようだ。(以下略」
だそうです。
今月の???な録音
今月は該当ありません。ソニーBMGに悪態ついたので,すっきりしたし。 (ーεー)ボソッ
今月のその他諸々
トラック3 遠藤真理(vc)金 聖響指揮オーケストラ・アンサンブル金沢のサン=サーンス:チェ ロコンですが,オケの低音に深みが有ります。
トラック6 U先生指揮大フィルのベト5,いろいろとやってくれいていますが,音は低音中心に 堂々としています。この音はU先生独特かと。
トラック17 ヴェンゲーロフ(vn)ロストロポーヴィッチ指揮ロンドン響のベートーヴェンvnコンですが, ソロvnの透明感が良いです。
トラック24 ラトリー(org)のフランク:英雄的小品ですが,面白い音で低音も良好です。
トラック32 望月哲也(T)コリー(p)のモーツァルト:魔笛から<なんと美しい絵姿>ですが,声がリアルです。
トラック33 グリエルモ(vn)東京ヴィヴァルディ合奏団のヴィヴァルディ:vnコンホ短調《お気に入り》 ですが,vnの透明感が良いです。
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