2007年11月号
 

平成19年11月号
 
2007年11月号
定価1250円(本体1190円)

音楽の友,ステレオなどでおなじみの,
(株)音楽之友社発行
 

今月号の付録CDの概要は,上の付録の裏表紙のとおりです。

 

  今月の感想
 今回も遅いうpとなりました。(TдT
 

*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり
して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン
(↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
 
 

今月のHanszackの推薦

トラック1
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第6番BWV.1019〜第5楽章 冒頭
漆原啓子(vn)小林道夫(cemb)
 <録音:2007年3月>[EXTON  OVCL00288(2枚組)]

 高域中心で,鮮明な音です。エクストンはトラック1〜3ですが,他よりカッティングレヴェル
高めで?得しているような。(ーεー)ボソッ

レコード芸術の録音評90点by相澤氏
「全体にいくらか近めの距離バランスで捉えられ,音場空間はそれほど拡がらない。中略
2007年3月,神奈川県立相模湖交流センター。」

だそうです。
 

今月の???な録音

 今月は該当ありません。

今月のその他諸々
 
 
 

トラック4,5
1960年代のアナログ録音の,ケルテス+バンベルク響のベト4と,パウムガルトナー+
ザルツ・モーツァルテウム管のハイドン100番《軍隊》からですが,荒れ気味ながらも,高弦
が気持ちよく聞けます。木管(ファゴット)も良いです。

トラック9
プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管のベト6《田園》からですが,録音がどうこうより,演奏
が変です。第1楽章冒頭は遅めで,フルトヴェングラーの再来か?と期待を持つと大間違い。
ゲネラルパウゼと共に,狂ったテンポで疾走します。今月のユニバーサルは音の良いトラッ
クが多かったのに,演奏がまともなのは,1962年のリヒテルのライヴ位で,残念です。

トラック15
曽根麻矢子(cemb)のバッハ平均律第1巻第5番フーガからですが,これも録音以前に演奏
が変。というか,古楽奏法なのでしょうが,テンポルバートが鼻について,酔っぱらいが弾いて
いるようです。フランス組曲のときはまともだったのに,オランダの古楽野郎に師事するのは,
今後一切禁止!!!

トラック34〜37
トラック34〜36は,マイスターミュージックお得意の室内楽録音で,濃いめの音と残響が楽
しめます。16Hzの暗騒音らしきものも入っています。しかし,トラック37はサン=サーンスのチェ
ロ協奏曲で,編成が大きいせいか,vcソロ用に別マイク立ててミックスしたのでしょう,ソロが
平面的です。やっぱり室内楽は録音に有利?
 
 
 
 

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