平成18年5月号
 2006年5月号

定価1250円(本体1190円)

音楽の友,ステレオなどでおなじみの,
(株)音楽之友社発行
 

今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。

 29曲収録,62分35秒

販売会社内訳は,

・BMG JAPAN
  6曲 ↓(7)*
・ソニーミュージックジャパン
  1曲 ←(1)
・コロムビアミュージックエンタテインメント
  2曲 ←(2)
・東芝EMI
  1曲 ↑(0)
・オクタヴィア・レコード
  3曲 ↓(4)
・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン,
    デッカ,フィリップス
  9曲 ←(9)
・エイベックス・クラシックス
  1曲 ↑(0)
・ワーナー・ミュージック・ジャパン
  0曲 ↓(2)
・キング・レコード
  0曲 ←(0)
・カメラータ・トウキョウ
  2曲 ←(2)
・フォンテック
  3曲 ↑(0)
・マイスター・ミュージック
  0曲 ↓(3)
・ナミ・レコード
  0曲 ←(0)
・アイヴィ
  1曲 ←(1)

       *)( )内は前月収録曲数

です。録音方式内訳は,

デジタル録音27曲,
ステレオ(アナログマスター)2曲,
モノラル(当然,同上?)0曲

 という,威容を誇っています。

 なお,最長3分05秒はトラック11、マーツァル指揮チェコフィルのチャイコフスキー:交響曲
第5番〜第4楽章 終結部です。

  今月の感想
 今月も前月に続き,遅いうpとなりました。(TдT
 作曲家ではモーツァルトが10曲から7曲と減,後はベートーヴェンが6曲から4曲に減です。
 編成別では,ピアノ協奏曲が0曲から3曲と増,ソロは8曲から3曲に減です。交響曲は4曲
から7曲に増。

*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり
して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン
(↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
 
 

今月のHanszackの推薦

トラック26
ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》〜第2楽章 冒頭
朝比奈隆指揮新日本フィルハーモニー交響楽団
 <録音:1989年 2月>[フォンテック  FOCD9264〜9]

 中域の厚みが良いです。

レコード芸術の録音評☆☆by歌崎氏
「88年12月〜89年5月の東京のサントリーホールにおけるライヴ収録。
...CD層は細部は比較的明快だが,レンジ等は十分ではなく,第9番
以外は多少広がり感に不足し,中低域の抑えも甘さを残している。(以
下略」
 

だそうです。SACDハイブリッド盤なので,交響曲のところに載っていま
せんでした。☆の数はSACDに対してだと思います。
 
 

今月の???な録音
 

トラック10
ヴィヴァルディ:協奏曲《海の嵐》〜アレグロ
エマニュエル・パユ(vn)オーストラリア室内管弦楽団
 <録音:2005年 7月>[EMI  TOCE55805]

 かさかさした,潤いのない音です。ていうか,パユがvn弾くんでしょうか?

レコード芸術の録音評

6月号に掲載の予定

(2006年7月16日追加)
90点by相澤氏
「...この現代感覚の演奏の受皿には,伝統的EMIトーンは合わないし,
ヨーロッパ基調の音づくりより,こうしたやや硬質で角の立ったサウンド感覚
こそふさわしい。そのなかに品のよさがあるところが,老舗レーベルらしいと
ころ。(以下略」
 
 

だそうです。 
  
 

今月のその他諸々
 
 
 

トラック8,9
ピリス(p)のモーツァルト:ピアノソナタ第5番と,ズスケ(vn)オルベルツ(p)の同vnソナタ
第25番で,前者は1974年のDENNONが誇るデジタル録音,後者は1972年のアナログ
録音ですが,両者ともリアルな音です。

トラック12
小林研一郎指揮日本フィルの第9から第1楽章ですが,第1楽章から声楽が入っています。
シャルク改訂版か?宇宙人の謀略電波闖入か???
コバケンのうなり声でした。レコ芸でも小石さん,毎度の事ながらくさしています。第4楽章
は指揮者がバリトン兼任でどうでしょうか?声質は顔に似合わず?いいです。

トラック13
飯森指揮ヴュルテンベルグ・フィルハーモニー管のベートヴェン:交響曲第4番ですが,低
域に力感があり,高域も自然な輝きがあります。

トラック21
ギャレット(vn)アバド指揮ヨーロッパ室内管のモーツァルト:vn協奏曲第4番ですが,オケ
の低域,残響がが良いです。

トラック29
エンソー四重奏団のプレイエル:弦楽四重奏曲Op2ー4ですが,残響が美しいです。
 
 
 
 
 
 
 

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