2006年9号
定価1250円(本体1190円)
音楽の友,ステレオなどでおなじみの, (株)音楽之友社発行
今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。
29曲収録,66分46秒
販売会社内訳は,
・東芝EMI 2曲 ↓(3)* ・オクタヴィア・レコード 2曲 ↓(3) ・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン, デッカ,フィリップス 9曲 ←(9) ・エイベックス・クラシックス 1曲 ←(1) ・BMG JAPAN 5曲 ↓(7) ・ワーナー・ミュージック・ジャパン 2曲 ←(2) ・ソニーミュージックジャパン 0曲 ↓(1) ・コロムビアミュージックエンタテインメント 2曲 ←(2) ・キング・レコード 0曲 ←(0) ・カメラータ・トウキョウ 2曲 ←(0) ・TDKコア 2曲 ↑(0) ・フォンテック 1曲 ↑(0) ・マイスター・ミュージック 0曲 ←(0) ・ナミ・レコード 0曲 ←(0) ・アイヴィ 1曲 ←(1)
*)( )内は前月収録曲数
です。録音方式内訳は,
デジタル録音23曲, ステレオ(アナログマスター)3曲, モノラル(当然,同上?)3曲
という,威容を誇っています。
なお,最長3分30秒はトラック14,下野指揮大阪フィルのブルックナー交響曲0番〜第3楽章 冒頭です。
今月の感想 今月も前月に続き,遅いうpとなりました。(TдT 作曲家ではモーツァルトが8曲から7曲と微減,ベートーヴェン,ワーグナー,マーラーが3曲と分散です。 編成別では,交響曲が11曲と最多です。ピアノは協奏曲1曲,ソロ1曲と激減。 レーベル別ではカメラータなどの弱小レーベル(失礼)が復活しましたが,全体の収録曲数は少なめかと。
*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン (↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
今月のHanszackの推薦
トラック21 モーツァルト:交響曲第38盤《プラハ》〜第1楽章 冒頭 オーケストラ・アンサンブル金沢 <録音:2005年 7月(ライヴ)>[ワーナー・クラシックス D WPCS11924]
前月と同じワーナーのライヴ録音,番号も1番違いで恐縮ですが,ティンパニがバンバンと気持ちよいです。
レコード芸術の録音評87〜90点by石田氏 「...ライヴ収録だけに,聴衆のノイズは少々気になる。メンデルスゾーンはヴァイオリンとピアノが近いため, オーケストラを含めた3つの要素が空間的にもうひとつうまく溶け合った状態が望ましい。モーツァルトではそう した不安もなくオーケストラと会場の響きが自然に溶け合って,全体にのびのびと聴かせる。」
だそうです。
今月の???な録音
今月は該当有りません。
今月のその他諸々
トラック4 飯森指揮ヴルテン(以下略)のベト7ですが,いつものティンパニバンバンは健在です。
トラック7〜8 カルミニョーラ(vn)ほかのヴィヴァルディvnコンニ長調とト長調ですが,vnが明るく透明でcbも ブンと良好です。これを今月の推薦にしても良かったのですが,バロックは元もと音が良いので, ハンディ付きということで,外しました。
トラッ11 バルビローリ指揮ベルリン・フィルのマラ6から第1楽章冒頭,1966年モノラル録音ですが,リアル な音です。
トラック20 安永(vn)他のメンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 冒頭で,今月の推薦と同じ CDのカップリングですが,こちらはこもり気味で人工エコーのような変な音です。
トラック29 ステファン(以下略)他のグリーグ:組曲《ホルベアの時代》〜第1曲<プレリュード>ですが,弦の響きが 良好です。
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