2006年6月号
定価1250円(本体1190円)
音楽の友,ステレオなどでおなじみの, (株)音楽之友社発行
今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。
32曲収録,67分04秒
販売会社内訳は,
・エイベックス・クラシックス 1曲 ←(1)* ・BMG JAPAN 7曲 ↑(6) ・ワーナー・ミュージック・ジャパン 2曲 ↑(0) ・ソニーミュージックジャパン 2曲 ↑(1) ・コロムビアミュージックエンタテインメント 2曲 ←(2) ・東芝EMI 2曲 ↑(1) ・オクタヴィア・レコード 3曲 ←(3) ・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン, デッカ,フィリップス 9曲 ←(9) ・キング・レコード 1曲 ↑(0) ・カメラータ・トウキョウ 2曲 ←(2) ・フォンテック 0曲 ↓(3) ・マイスター・ミュージック 0曲 ←(0) ・ナミ・レコード 0曲 ←(0) ・アイヴィ 1曲 ←(1)
*)( )内は前月収録曲数
です。録音方式内訳は,
デジタル録音21曲, ステレオ(アナログマスター)8曲, モノラル(当然,同上?)3曲
という,威容を誇っています。
なお,最長3分0秒はトラック13〜16、ペシェク指揮プラハ室内管のモーツァルト:ドン・ジョバンニ序曲 ほかです。
今月の感想 今月も前月に続き,遅いうpとなりました。(TдT 作曲家ではモーツァルトが7曲から8曲と微増,後はベートーヴェンが4曲か3曲に減です。 編成別では,ピアノ協奏曲が3曲から1曲と減,ソロは3曲から5曲に増(1曲はピアノ発明以前のバッハ) です。交響曲は7曲から9曲に増。
*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン (↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
今月のHanszackの推薦
トラック13 モーツァルト:歌劇《ドン・ジョバンニ》〜序曲 冒頭 マルティン・ペシェク指揮プラハ室内管弦楽団 <録音:1981年 3月>[デンオン S COCQ84135〜7]
アナログ末期の録音と思われますが,若干荒れ気味ながら力強い音です。
レコード芸術の録音評90点by斎藤氏
だそうです。
今月の???な録音
今月は該当有りません。
今月のその他諸々
トラック1 サイ(p)のベートーヴェン:ピアノソナタ第23番《熱情》〜第3楽章冒頭ですが,録音どうこう 以前にテンポ速すぎ。
トラック14 スウィトナー指揮ドレスデン国立管の魔笛から序曲冒頭ですが,木管の残響,高弦などが良 いです。DVDmusicという珍品?を所有していますが,比較したところ, レコ芸付録のほうが 鮮明で,DVDmusicはもやがかかっているような音でした。DVDmusicはリニアPCM48KHz /24bitの高音質だそうですが,デジタル接続・アナログ接続とも同じ傾向でした。レコ芸付録 のほうがマスターテープに近いのか,リマスターでイコライジングしているのか?
トラック15 先月俎上に上げたEMI録音のパユ(fl)ですが,今月のバッハ:無伴奏フルート・ソナタ(パルティ ータ)〜第3楽章 冒頭は,ぱさぱさの砂漠から一転,潤いのある残響感が良いです。EMIだって やれば出来るんじゃん(ーεー)ボソッ
トラック17 ジークハルト指揮スピリット・オヴ(長いので以下略)のモーツアルト:ポストホルンですが,残響感 が良いです。
トラック27 ベイヌム指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管のブラームス交響曲第4番冒頭,1958年のステレオ初期 録音ですが,録音より演奏が端正で気に入りました。
トラック32 クチャル指揮ウクライナ国立響のチャイコフスキー:歌劇《マゼッパ》〜ゴパークですが,ティンパニの 一撃は凄いです。あと,鈴のような音も入っています。
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