2006年1月号
特別定価1550円(本体1476円)
音楽の友,ステレオなどでおなじみの, (株)音楽之友社発行
今月号の付録CDの概要は,以下のとおりです。
39曲収録,65分13秒
販売会社内訳は,
・ユニバーサル ミュージック/ドイツ・グラモフォン, デッカ,フィリップス 9曲 ←(9)* ・エイベックス・クラシックス 2曲 ↓(3) ・オクタヴィア・レコード 7曲 ↑(5) ・BMG JAPAN 6曲 ←(6) ・ソニーミュージックジャパン 0曲 ↓(2) ・ワーナー・ミュージック・ジャパン 1曲 ↑(0) ・東芝EMI 2曲 ↑(1) ・コロムビアミュージックエンタテインメント 5曲 ↑(2) ・キング・レコード 1曲 ↑(0) ・カメラータ・トウキョウ 1曲 ↓(2) ・フォンテック 1曲 ↑(0) ・マイスター・ミュージック 3曲 ←(3) ・アイヴィ 1曲 ←(1)
*)( )内は前月収録曲数
です。録音方式内訳は,
デジタル録音33曲, ステレオ(アナログマスター)6曲, モノラル(当然,同上?)0曲
という,威容を誇っています。
なお,最長3分43秒はトラック33鳥羽泰子(p)のモーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番で す。
今月の感想 今月も前月に続き,2月号発売後の遅いうpとなりました。(TдT 作曲家ではモーツァルトが5曲,ブラームスが4曲と大健闘?です。ピアノ協奏曲は 5曲,ピアノソロが5曲とピアノはあいかわらず多いです。でも交響曲は8曲と,クラッ シックの王道は不滅?です。
*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン (↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
今月のHanszackの推薦
トラック16 バッハ:ソナタ ト短調BWV1030b〜第1楽章 冒頭 広田智之(ob)曽根麻矢子(cemb) <録音:2005年6月>[Cryston D OVCC00018]
オーボエの温かい音色が良いです。
レコード芸術の録音評90〜93点by神崎氏 「演奏に近く迫っての収録を感じさせる録音で,管楽器特有の演奏に伴う雑 音もそれだけ生々しいが,近すぎて楽器の音がギスギスしたりドライになって いないのが見事。(以下略」
だそうです。
今月の???な録音
ソニーBMG全部っと言いたいところですが,録音はごく普通ですので,今月は 該当ありません。(ーεー)ボソッ
今月のその他諸々
トラック1 ツィンマーマン(p)ラトル指揮ベルリン・フィルのブラームス:pコンNo.1ですが,cbのブン という低音が良いです。
トラック4 ターフェル(Br)ワーズワース指揮ロンドン響のペルゴレージ:スターバト・マーテルですが, cbのズンと言う響きが良いです。
トラック10 コルボ指揮ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルのフォーレ:レクイエムですが,トロンボーン? 低弦のユニゾン?の厚みが良いです。
トラック13 ウィーン・ヴィルトゥオーゼンのJ.シュトラウス:こうもり序曲ですが,残響が豊富で低音も良 好です。これを推薦にしても良いくらいです。
トラック26 ケネディ(vn)テイト指揮イギリス室内管のブルッフ:vn協No.1ですが,vnの透明感,cbの ピチカート声が良好です。
トラック32 パネンカ(p)の1976年録音,ヤナーチェク:草かげの小径にてですが,中域中心の懐かしい 音です。
トラック33 鳥羽泰子(p)のモーツアルト:ピアノ・ソナタNo.6ですが,残響豊富で臨場感が有ります。
トラック35 マーク指揮都響のメンデルスゾーン:スコットランドですが,木管,ティンパニが良いです。
トラック37 東京ヴィヴァルディ合奏団のヴィヴァルディ:海の嵐ですが,音場感が良いです。
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