2007年12月号
 

平成19年12月号
 
2007年12月号
特別定価1350円(本体1286円)

音楽の友,ステレオなどでおなじみの,
(株)音楽之友社発行
 

今月号は特別定価で,普段より100円高いです。何が特別なの?
付録CDの概要は,上の付録の裏表紙のとおりです。

 

  今月の感想
 今回も遅いうpとなりました。(TдT
 

*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり
して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン
(↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
 
 
 

今月のHanszackの推薦

トラック2   ※┃】【┃
J.S.バッハ:G線上のアリア
(「千住真理子/G線上のアリア」より)
千住真理子(vn),他
 <録音:2007年>[EMI  TOCE56002]

 迷いましたが,DVDレコーダーの光出力で聞いたら,高いヴァイオリン特有の,鼻を
つまんだような,ミンミンゼミのような独特な音がでました。通常はユニヴァーサルプレ
ーヤーを,同軸かアナログで聞いています。一方,ピアノの低音は出ません。試聴環境
によっては良いと思います。なお,千住さんの生音を聞いた体験はこちらに書いており
ます。

※平成20年1月20日追加
DVDレコーダー経由と共に,気がつかずに?ドルビープロロジックでUサラウンドかけて
いました。残響が豊かというコメントが多いのはそのためかと。ただし,煮ても焼いても食
えない?EMIのヴァイオリンが,高級ヴァイオリンの音になったので,これからは基本的に
ドルビープロロジックUで試聴いたします。その場合,┃】【┃マークを入れます。
わが家のDVDレコーダーはCDでもレジュームが効きますので,不精者の小生にはありが
たく,今後,DVDレコーダーの光出力(デジタル出力は光しかないため)を基本としていきま
す。
 
 

レコード芸術の録音評90点by相澤氏
「いくらか近めでメリハリの立った音づくり。やや固めのシャープな感覚のトーンは,奏者の
特質をよく捉えている。中略...2007年,埼玉県,秩父ミューズパーク音楽堂など。」
1月号に掲載
 

だそうです。
 

今月の???な録音

今月は該当ありません。
 
 
 

今月のその他諸々
 

トラック6     ※┃】【┃   
バボラーク(hrn)のバッハ:組曲第4番(組曲って無伴奏チェロ組曲?)ですが,残響が豊富
です(人工エコー?)。

トラック10
レーピン(vn)ムーティー指揮ウィーン・フィルのベト:vnコンからですが,まとまりがあり,残響
が美しいです。

トラック13
ヤンセン(vn)リザノフ(va)テデーン(vc)のバッハ:2声のインヴェンション〜第1番ですが,
残響多めで良いです。

トラック15,16
ブローレス(T)のドニゼッティ:歌劇マリーノ・ファリエーロ及びイタリアのトルコ人からですが,
録音以前に声が震えて気持ち悪いです。

トラック17,18
辻井伸行(p)のラヴェル:水の戯れ及びリスト:ハンガリー狂詩曲第2番ですが,これも残響多
めで,良いです。

トラック26
シャンティクリアのグレゴリオ聖歌:主よ,平和を与えてくださいですが,これも残響盛大で癒し
系ですが,収録時間が43秒と,寂しいです。

トラック30,31
上岡指揮ヴッパータール響のチャイコ交響曲6番《悲愴》〜第4楽章と,ブル7〜第4楽章ですが,
前者は自然な音で,演奏に作為は無いですが,後者は最遅演奏とかで,コブラと対決したらいい
勝負になったかも知れません。音は高弦のトレモロに輝きがあります。
 
 

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