2008年1月号
 

平成20年1月号
 
2008年1月号
特別定価1550円(本体1476円)

音楽の友,ステレオなどでおなじみの,
(株)音楽之友社発行
 

今月号は[別冊付録]レコード・イヤーブック2008が付いていたりして,
特別定価です。
付録CDの概要は,上の付録の裏表紙のとおりです。

 

  今月の感想
 今回も遅いうpとなりました。(TдT
 

*メリケンのソニーBMGがウイルス(rootkit?)入りCD出して,しかも開き直ったり
して醜いので,当面,ソニーBMG関係は批評の対象外とします。(`・ω・´)シャキーン
(↑ただ単に聞いて書くのが面倒なので,楽したいだけ。気が変わるかもしれません。)
 
 

今月のHanszackの推薦

トラック4     ※┃】【┃
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番《狩り》〜第1楽章 冒頭
チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
 <録音:2007年5月>[EXTON  OVCL00309]

 ドルビープロロジックUでサラウンドかけたせいか,室内楽が雄弁に語りかけるように
なりました。ソロとか室内楽はスピーカーが少ないほうが良いのかと,普通思いますが,
逆かと。直接音と間接音が分離して,音像は小さく,音場は広大になります。これは,DVD-
AUDIOのマルチチャンネルでも感じたのですが,無伴奏ヴァイオリンでもマルチチャン
ネルの方が音像は小さくなります。2チャンネルではスピーカーにへばりついたような,
音像不明な音になります。江川さんはオーケストラでもモノラルを推奨しているようですが,
大編成な曲は,もともと音像が大きいというか,生で聞いても定位感がないので,マルチ
チャンネルでの効果は意外と小さいかと感じます。

レコード芸術の録音評90点by歌崎氏
「多少オンな印象だが,広がり感よく演奏を捉えており,定位なども安定しているし,
スタジオ録音としては響きも十分ゆたかで,のびやかさも不足はない。以下略」
 

だそうです。
 

今月の???な録音

今月は該当ありません。
 
 
 

今月のその他諸々
 

トラック2  ※┃】【┃
蔵島由貴(p)ガル指揮ブダペスト・コンサート・オーケストラMAVのラフマニノフ:pコンNo.2から
ですが,低音が多めで良いです。MAVって何?

トラック8,9  ※┃】【┃
コジェナー(Ms)マルコン指揮ヴェネツィア・バロック・オーケストラのヘンデル:歌劇《アルチーナ》及び
《リナルド》からですが,声の透明感が良いです。

トラック27   ※┃】【┃
上海クァルテットのベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番からですが,ドルビープロロジックUのせいか,
今月の推薦と同様,残響がきれいです。

トラック28   ※┃】【┃
バーエワ(vn)ヴェロ指揮仙台フィルハーモニー管のチャイコvnコンから第3楽章ですが,音に力感が
あり良いのですが,最近の流行か繰り返しがうざいです。昔の人は,お粗末なところは省略する才能
があったのですが,最近の演奏家は作曲者のあらまで忠実にえぐり出すのでしょうか?(昔はLP片面
に収めるため,繰り返しを省略しただけ?)
 

※ドルビープロロジックUでサラウンド5.0チャンネルで試聴
 
 
 

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