航空母艦「CV−8 ホーネット」 グンゼR社 1/480
NEW  2000年7月25日追加


 この模型は,大学生ぐらいのときに,作成した記憶があります.
喫水線に,黒帯があり,塗り分けが相当難しかった記憶がありま
す.当時,マスキングテープを,所有していなかったため,筆で何
回も塗りなおしましたが,満足の行く結果にはなりませんでした.
 アメリカ合衆国の空母には,「CV」の略符がつけられていまし
た.「C」はクルーザー,「V」は翼の形に似ているため,航空機を
示しているそうです[1]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 艦橋付近を,左舷上空から見た図です.煙突一体型アイランドの
すぐ横を,ド−リットル中佐率いる東京空襲1番機が,発艦する瞬
間です.
 米軍は,海軍の空母から陸軍の爆撃機を発艦させるほど,陸海
軍の協力ができていたのですね.空母から双発の陸軍機を発艦さ
せることは,この例からも可能ですが,さすがに着艦は不可能なよ
うです.
 それほど,艦上機は制約が多く,難しいらしいです.ドイツが空母
をほとんど完成させながら,結局,就役を断念したのは,満足行く
艦上機が開発できなかったから,という説もあります[2]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 箱絵を参考にしながら,空中線を伸ばしランナーで,展張しまし
た.記憶では,こんなにたくさんつけた覚えはありませんが,接写
カメラで撮影すると,結構目立つものです.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 艦尾方向から撮影すると,航空甲板の,後端部品の合わせ目が,
非常に悪いのが目立ちます.その他,部品の合いの悪さは,舷側
部を中心に相当ありますが,この当時は気にもしないで,未処理で
す.また,B−25の上面は,ほこりがたまっているのが見苦しいで
す.
 
 

参考文献
1)福井静夫:日本の空母 その建艦技術上の秘密 第一部,
  丸,第15巻第6号,pp28,潮書房,1962
2)丸編集部:グラーフ・ツェッペリンのなぞ,世界の空母ベストテ
  ン,丸,第15巻第6号,pp33,潮書房,1962