オーマニ的絶対音感
どうしてます?音の記憶
 
 絶対音感なんて,ベートーベンみたいに,
お耳が不自由になっても,作曲しなければ
ならない特別な人以外,必要ありません。
でも,オーディオマニアの人は,音を記憶す
る才能が必要なんじゃありませんか?ある
いは,オーディオマニアを自称する人は,自
然に身についているかも知れません。
 たとえば,どこそこの音と比べて,どこがう
ちのシステムの方が良い,悪い,といった比
較する場合,何時間か何日か前に聞いた音
を記憶しないと,いけません。
 これは,音楽で比較している場合,絶対音
感とまではいかないまでも,曲の本来の調性
込みで音を記憶しているのではないでしょう
か?
 

 絶対音感の教育では,和音を子供に聞かせ,それを色で記憶
させることから始めるそうです。
 そこで,オーディオ装置で良く聞くクラッシック音楽で,最初に主
和音から始まる音楽を,聞いて記憶してみましょう。まず初めは,
ハ長調からと行きたいところですが,思い当たる有名曲は,ワー
グナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲位しか,
思い当たらないのですが,オーケストラ曲の場合,ハ長調は少な
いし,暗めの音色になりがちです(←勝手に決めつけ)。
 そこで,ある調性を思いつきました。有名な作曲家の有名な曲
です。

 下のプレイボタンをクリックしてみてください。 


 
 

 いかがですか?
これは,ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」
の出だしです。変ホ長調です,通常♭×3です
が,そんなこことはどうでも良いので,この音色
をきっちりと印象づけえましょう。色は何色を思
い浮かべますか?とりあえず,■オレンジとして
おきましょう。
 なお,この音源は,A=440Hz設定のMIDIで
作成していて,多分,平均律だと思います。純正
調や,バロックピッチや,ヴォルテムペリーレンや,
何とか調律は無視しております。
 

 だめ押しとして,同じ作曲家の曲を,借用して
みます。

下をプレイボタンをクリックしてみてください。 

 
 ここまで来ると,分かりますよね,ピアノ協奏
曲第5番「皇帝」の冒頭ですよね。

 ニ長調でもない,ホ長調でもない,変ホ長調
です。
 

 次は,半音下げてニ長調と行くか,半音上げて
ホ長調と行くか,検討中です。有名曲で,主和音
で始まる曲を思案中。
 次回,乞うご期待!
 

おまけ

オーボエによる440Hzです。ご利用ください。


 
 

オーボエによる442Hzです。あまり違いがわかりません。


 
 
 
 
 
 

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