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 2007東京 インターナショナル・オーディオショウ

平成19年10月5日(金)〜7日(日)

東京国際フォーラム(有楽町)

 10月7日に行きました。

 
 
 


1.入り口【左の写真は去年のです。撮影失敗しました(つд∩)】
 
 

 
JBL小原さんJBL D66000
2.ハーマンは,小原さんの解説で,昨年同様60周年記念モデル,エヴェレスト DD66000
を使って,デモしていました。

大盛況で,真横で聴きました。レッドアースとか言うジャスのヴォーカルをやっていました。
マリだかアフリカに行って感動し,コラボレーションをやったとか,名前を逆にするとアース
レッドになり,意味が違ってしまうなどと,おっしゃっていましたが,後にLUXMANでまったく
同じことをおっしゃっていました。ジャズは分からないので,早々と退散しました。
 
 
 

JBL S4600JBLS4600

JBLの新製品,S4600およびスケルトンモデル。

JBL S4600 A660 

隣の部屋では,S4600とA660を展示していました。
 
 
 
 
 
 

ampzilla
3.エレクトリはアンプジラの新しいプリ?を展示していました。
 

エレクトリ 三浦エレクトリ パス
三浦氏の公演でPASSのアンプをやっていたようですが,ご覧のように人の後頭部しか見えませんでした。
 
 

アキュフェーズ

4.アキュフェーズ,左が昨年の写真,右が今年の写真です。ほとんど変わっていないような?
JBL  DD6600使ってデモしていました。
 
 
 
 
 
 

ステラヴォックスステラヴォックス2

5.ステラヴォックスは多分,フルムンドで,ワーグナーのタンホイザー《夕星の歌》とスッペ:軽騎兵序曲をやっていました。
解説は我らが菅野氏です。ご覧のように,大変混雑していて,後ろで聴きましたが,夕星の歌はリアルな音でした。
 
 

アクシス
6.アクシスはルーメンホワイトやティールをやっていました。
 
 

ティアック全景ティアック菅野ティアック原田

7.TEACは2時から菅野氏の解説で,今年も時間通りにはじまりました。タンノイ ヨークミン
スターとア バンギャルド メゾを切り替えての試聴ですが,話は通年より短く,10〜15分で1曲
かかりました。計3曲やりました。

 話の概要は以下のとおり
a)サー・コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団のベートーヴェン序曲集
 去年もかけていましたが,これは良いと言う装置だけにかける,とっておきのリファレ
ンスCDだそうです。これは良いといって,番号を控える人もいるが,国内では20年間
廃盤で,アメリカも在庫限りで入手困難だ。ソニーに言っても,うんうんと言いながら
なかなか再発売しない。クラシックのCDは500枚とか1,000枚程度なので,そうそう
出せない。そこで業を煮やしてエソテリックの20周年記念として大間地社長に言って,
3,000枚分買い取ったらソニーはそれならOKだと。普通のレコード会社じゃさばけ
ないが,オーディオメーカーならさばける量だと。マスターは1985年,CDが出た直後
のデジタル録音なので,そのままcdにしようとしたが,dsdリマスターをすると音が変
わるのでSACD/CDハイブリッド盤とした。

b)マスターテープの問題
 マスターをどう探すかは問題で,実はユニバーサル(グラモフォン?)はアナログマス
ターをすべて192KHz24bitでデジタル化して保管している。

c)CDピックアップの枯渇
 ソニーもCD専用のピックアップは生産中止しており,ピュアオーディオメーカーはDVD用
のピックアップをデチュ−ンして使うか韓国製などを使うしかないが,エソテリックはvrds
を独自に開発し,SACD用も大変な苦労をして作った。ハイエンドメーカーはまだまだCD
が主流で,良いプックアップの調達に苦労しているが,海外では初めてdcsがvrdsを買った。
内緒だが卸値30万円だそうで,定価100万を越えるCDプレイヤーでも,この値段はきつ
いそうです。
 

e)CD/SACDの名称
 固有名詞で,登録商標?なので,メーカーはソニーやフィリップスに金を払ってロゴを
付けている。昔,自動車の方向指示器をアポロ,ホーンをクラクションと言ったようなもので,
デジタルディスクか,いっそのことレコードで良いのではないかと。

 1曲めは今日の主役?エソテリック20周年記念CD/SACDからベートーヴェン:エグモント
序曲で,ヨークミンスターで聴きました。アンプは,プリ,パワーとも社内用のものだそうです。
低音を軸としたピラミッド型の録音だそうです。
 実は,昨日はセッティングに失敗して,「低音どこ行ったの?」という音だったそうです。
今日は,上の写真にも写っている原田さんがセッティングし直して,大丈夫だったようです。
大阪でもやったそうですが,バカ高いケーブルを使うと変な音になることもあるそうです。
木管の音色がもう少し出るはずと言っていました。
 2曲めはアバンギャルド メゾに切り替えて,同じCD/SACDからレオノーレ序曲第1番とい
う珍しい曲をかけていました。3番が入っているのに,天邪鬼?アバンギャルドは明るい音色
でした。
 3曲めは,ピアノを聞いてみましょうということで,アキュフェーズで出しているリファレンス
SACDで,ドビュッシー:子供の領分からゴリウォーグのケークウォークでした。
 コリン・デイヴィスのCD/SACDは下で売っているとの事なので,帰りに購入しました。
家の音は,最後に書きます。
 

luxman全景2luxmanC−800luxmanL−505uluxman小原さんluxman小原さん2

8.ラックスは最新プリ・パワーのC−800,M−800で,スピーカーはAvalon Indraを
使って,小原さんの解説でやっていました。1曲めかけた曲,ジョークもハーマンと同じで
した。
 今,Luxmanの開発陣は乗りにのっていて,10機種近い新製品を出していて,特Neo
Classicoシリーズはインテリア雑誌にも広告を打って,一時というか現在もバックオーダー
を抱えているそうな。小生が利用している横浜駅の地下道にも広告が出ています。
 2曲めはヒラリー。ハーン(vn)大植英次指揮スウェーデン放送響のパガニーニvnコン
No.1でした。今回は中央で聴きましたが,ソロvnが左右に不自然に動いて,左右2台
のvnで掛け合いをしているように聞こえました。録音がマルチモノのファントム定位なの
ではないでしょうか。装置のせいではないと思います。もっと良い録音を使えば,と思い
ました。

今井商事石原今井石原2

9.今井商事は石原氏の解説で,小型スピーカーのデモをやっていました。クラシックを
かけていたと思いますが,オーディオ雑誌を読んでも,この人の選曲・解説はワケワカメです…(´д⊂
 
 

OrtofonOrtofonLogoOrtofon藤岡氏2

10.Ortofonは藤岡氏の解説で,新しいカートリッジのデモをやっていました。
藤岡氏の私物のアナログ,アッカルド(vn)のパガニーニvnコンNo.2で,リスト
の編曲で有名な,ラ・カンパネラの原曲を聴きました。次回は,テレサ・テンを
持ってこようか,との事でした。確か,TADのリファレンス1のデモでも,同じことを
言っていたと,雑誌の記事か何かで読みました。
 
 

Maranzt

11.Marantzは,煙突型スピーカー,B&W Signature Diamond
をやっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

購入品購入2購入3

12.帰り道,受けつフロアのステレオサウンドブースで,菅野先生推薦の

 a)サー・コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団のベートーヴェン:序曲集
  定価3,300円

と,買う予定の無かった

 b)菅野レコーディングバイブル
 定価本体4,800円

という本を購入しました。
 家に帰ってすかさず,a)をかけてみました。小生の環境で,SACDが自動的にかか
るのでそのままSACD層を,ただし32KHzに大量のノイズが出るので,スーパーツィ−タ
ーをOffにして聴きました。低音中心のピラミッド型と言っていましたが,低音に偏ったス
チューデントt分布というか,恐ろしく低音がゴリゴリして,コントラバス協奏曲のようになって
しまいました。ただし,高弦はか弱いながらも美しく,木管の質感も良いです。わが家の装置
というか,セッティングが低音寄りなのかも知れません。しかし,嫌な低音ではなく,その後,
何回も聞いています。
 b)は,菅野大先生の録音を解説,コレクションしたもので,CD/SACDの付録が付いて
います。クラシック,現代音楽,タンゴ,ジャズ等が入っています。1曲目のシュタルケル(vc)
のボタームンドと言うドイツ人チェリストの作曲,本人編曲パガニーニの主題による変奏曲は,
わが家のSACDでは唯一,高域ノイズが出ないです。本当にSACD?録音は鮮明で,コンデン
サーマイクを近距離でステレオペアで録っているようです。
 2曲めは武蔵野音楽大学のオルガンで,低音はスペアナ振り切りです。
 3〜4曲めは宮沢明子のショパン,5曲めは武満徹とクラシック,現代音楽が入っています。
 5曲目は,尺八と琵琶ですが,写真で見るかぎりマルチモノではなく,それぞれの楽器に
2本のマイクをセッティングしてステレオ感を出しているようです。
 6曲目から13曲目まではタンゴや,小生の苦手なジャズですが,9曲目のヴォーカルは
ハンドマイクの音にライヴ会場のSRからの音をマイクで拾ってミックスしているそうで,独特
な臨場感があります。全般的にちょっと高域きつめで,歪みっぽく聞こえますが,昔のアナロ
グ録音としては,普通に良い音だと思います。(ーεー)ボソッ
 
 
 

追伸;今年は時間がなくて,ハイエンドショウ ト ウキョウ207

には行きませんでした。あしたはベルリン国立歌劇場のトリスタンに行くので(ーεー)ボソッ
 
 
 
 

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