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 2006東京 インターナショナル・オーディオショウ

平成18年10月20日(金)〜22日(日)

東京国際フォーラム(有楽町)

 10月22日に行きました。

 
 
 


1.入り口【今回はフレームサイズ320×240で,少し大きな画像にな りました(つд∩)】
 
 

 

2.ハーマンはなんといっても60周年記念モデル,エヴェレスト DD66000を使って,柳
沢氏の解説でデモしていました。
(※縦のレーザー光線のようなものは,デジ カメが照明でハレーション起こしたもので す。
決して柳沢先生の頭からスカラー波?が出ているわけではありません。)
ご覧のように大盛況で,真横で聴きました。戸田弥生さんのイザイ:無伴奏vnとハーゲン
SQ+cbのモツ弦楽五重奏をやっていました。
vnは再生が難しく,このスピーカーで聴くのは初めてで,へたが弾くと (へたに再生する
と?)鋸の目立てになる,と言ってました。大型スピーカーでなぜ,無伴奏vnやるのか,
いじめとしか思えません,音像が肥大化するかと。でも真横なので分かりませんでした。
弦楽五重奏は定位のチェック用だそうで,左からvn1,2,va,vc,cbだそうですが,真横
なのでまったくわかりませんでした。
 
 
 



DD66000のユニット及び内部構造。かなりコストがかかっているのが 分かりました。
 


隣室はAVをやっていて,LS80か60 と,ちょんまげスピーカー1000か800ARRAY BG
を切り替えてデモしていました。LSシリーズはホーンのくせを抑えていて,ARRAYシリーズ
はホーンくさくて,でも後者も魅力的など訳のわからない説明していました。どっちを売りた
いの?
 
 


3.エレクトリで公演中の潮さん。スピー カーはマジコ Model6 13,440,000ではなく,AT
CのSCMシリーズらしいです。
 
 

4.アキュフェーズはJBL  DD6600使ってデモしていました。 写真のアンプはA級ステレオパ
ワーアンプA−45です。
 


5.ラックスは最新プリメインL−509u のデモを,小原さんの解説でやっていました。ア
キュフェーズとラックスマンは毎年,評論家なしで自前の社員が解説していましたが,
小原さんによると,社長と広報の方とは飲み仲間だそうで,酒席で急遽,決まったそうで
す。L-509uは,色もスイッチの面取りなど作りも良い,と一所懸命よいしょ?していました。
試聴CDは最初,ポップスで,低音が凄かったです。プリメインでも十分力があるなと思い
ました。2枚めはサラ・チャンのショスタコービッチvn協奏曲,EMI録音です。EMI使う評
論家は始めてですが,小原さんはどっちかというと,AVの人ですので,ピュアオーディオ
ましてクラッシックは詳しくないのでしょうか。これまで,オイストラフ盤を愛聴していたが,
サラ・チャンを聞いてオイストラフを越えた,みたいな演奏に惚れ込んだということだそう
です。オケはまあまあでしたが,vnがちょっと変?でした。芯がないというか,存在が宇宙
的で空中浮遊しているようなvnソロでした。
 

6.ステラボックスでは我らが?菅野氏の公 演をやっていましたが,2時からやっていて
小生が入ったのが2時25分くらいでしたが,しゃべっていました。25分も1曲もかけずに
話してたの???音だけではダメで,利益を出すのが経営者として立派だみたいな,
よいしょ?をしていました。やっとかかったのが,アナログで,旧東ドイツのシャルプラッ
テンレーベルのレーグナー指揮マーラー交響曲第6番で,今までに聞いたなかで音質
最高のLPだそうです。スピーカーはゴールドムンド,アナログプレイヤーはコンティニュ
ームオーディオラボの受注生産17,850,000のやつみたいでした。ガイド部分で壮大な
スクラッチノイズが鳴り響いていました。使い込んだアナログLPなのでしょう。会場が広
いせいか音は特に感動することもありませんでした…(´д⊂
 
 


7.スキャンティックはソックス passion 5,775,000ペアというスピーカーでデモしていま
した。
 


8.アクシスはティールのスピーカーでやっていました。
 


9.TEACは3時から菅野氏の解説で,今年は時間通りにはじまりました。タンノイ80周
年記念モデル ターンベリー/SEとア バンギャルド,NANOを切り替えての試聴ですが,
話が長く,ステラボックスを上まわり30分以上,音を聞かせてもらえませんでした。

 話の概要は以下のとおり
a)自著の自慢と宣伝
 全国のオーディオファイルを訪問して音を聞いてきたが,自分の録音を聴かせてもらっ
て自分の意図通りの音を出していた人はほとんどいなかった。しかし,中には凄い音出し
ている人がいて,そのとき,レコード演奏家という考えが浮かんだと。それでレコード演奏
家論という本を出して評価いただき,確信を持った。これを外国でも出版しろという話が
アメリカのなんたら言う人からあり,ともか く英語にしてもらえれば,こっちで正確に翻訳し
て出すと。また,ステレオサウンドなる雑誌は外国にはなく,なぜ,海外でも出さないのか
と。
b)ピエール・モントゥーとの会話
 音楽家はスコア見ただけで頭の中で音が鳴るものと思っていて,大阪のホ テルでスコア
を見ているピエール・モントゥーに聞いたら,「そんなもの鳴りません。」と。多分,万博の
年の大阪フェスティバルホールでの演奏会のエピソードかと。
c)タンノイがターンベリー/SEを出したが,これより大きいやつでウェストミンスター/ロイヤ
ルがあるが,方式が違うので,でかけりゃ低音が出るもんではないと。買って文句を言うなと。
オールホーンのウェストミンスターより,バスレフのターンベリーの方が下は伸びると。

 今回,話し方が柔らかく,表情も笑顔で穏和でした。昨年まではメーカーの人や聴衆
を叱りつけているみたいでしたが,お年を召したのか,ネットでたたかれているを誰かに聞
いたのか。
 1曲めはポリーニのモーツァルト:ピアノ協奏曲をターンベリー/SEと NANOで切り替え
て聴きました。ターンベリーは低音豊かで,NANOは高音の抜けが良く,ただしでかいホー
ンが上にあるので,高音が低音と離れ離れになっていて,タンノイのデュアルコンセントリッ
クの良さが確認できました。このCD,コバケンやグールド程では無いにしても,うなり声のよ
うなものが聞こえてきてどきっとしましたが,誰も気づかない(ふり?)ようでした。
 2曲めはクリスチャン・ゲルハーエルのシューベルト;白鳥の歌からセレナーデでした。
 3曲めはコリンデービス指揮バイエルン放送響のベートーヴェン:エグモント序曲でした。
最高のオーケストラと誉めていました。音も演奏も並に聞こえた私の耳は変?
 

10.デノンラボで解説中の藤岡氏。スピーカーはスネル アコースティッ ク A7でしょう
か?
 
 
 


11.不鮮明な画像で申し訳ありません。大場商事で解説中の傅氏。お化け みたい(失礼)。
 
 


12.アッカはYGアコースティックスのでかいスピーカーで恐ろしい低音 出していました。
ポップスでした。
 


13.ディナウディオはチャイコフスキーの交響曲第5番の第4楽章をやっ ていましたが,
うなり声が聞こえました。コバケン?
 
 
 


14.マランツは煙突型スピーカー,シグネイチャー ダイヤモンドでガラ スCDをかけて
いました。トッカータとフーガとVC版G線上のアリアなどポピュラーな曲をかけていまし
たが,メーカーの人の解説では,新譜リストに現代音楽が入っていて,普通のCDでも
現代音楽は100枚売れうるかどうかだそうで,何を考えているのか,とのことでした。まあ,
長岡鉄男さんじゃありませんが,オーディオマニアは音が凄ければ買 うでしょうけど。
(ーεー)ボソッ
 
 
 

追伸;今年は日にちが違うため,ハイエンドショウ ト ウキョウ2006

には行きませんでした(ーεー)ボソッ
 
 
 
 

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