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 2005東京 インターナショナル・オーディオショウ

平成17年10月7日(金)〜9日(日)

東京国際フォーラム(有楽町)

 10月9日に行きました。


 


1.入り口【実は撮影に失敗して去年の写真です(つд∩)】

 
 
2.TEACは2時から菅野氏の解説で,アバンギャ
ルド,ネオ・プリモをやる予定でしたが,菅野氏が
なかなか来なくて,メーカーの人がやきもきしてい
ました。お亡くなりになったのかと思いました(失礼)。
前の公演(多分ハーマン)が延びたそうです。
 2年続けてトリオ+バスホーンでしたが,今年は
ちょっと小型化,といってもこの大きさと950万円
の値段は小生にとって非常識ですが。オールホーン
と言ってもウーハーは浅いホーンで,アンプ内蔵の
アクティブ型です。
 今回,初めから最後まで1時間聞いてしまいまし
た。ジャズがかかったら帰ろうと思っていたのです
が,クラッシックばかりで聞き込んでしまい(もっとも
話が長く,かけたのは3曲だけ)ここでの1時間が
後に悲劇を生むとは...
 最初はシャイーのマーラー,次がウィスペルウェイ
のチェロ,最後がヴァントのブル8でした。最後の
ヴァントは,ばらばらに出ていたブルックナーの交
響曲をTEACの大町社長がユニバーサルを説得し
てまとめてSACDで出したものだそうです。
 レコード会社は文化事業で,すぐディスコンはけし
からん,安定して商品を供給するべきだ,ミニコンポ
や30万位のオーディオで聞くのは音楽に対する冒
涜だ,など菅野節が冴え渡っていました。曲の紹介
も「交響曲第8番デーモール」って日本語とドイツ語
ちゃんぽんかよ,素直にニ短調って言えばいいのに,
スノッブレーコード演奏家。しかも,TEACの人は腫
れ物に触るような扱い,気持ち悪いです。まあ,評論
家の記事しだいで,小さなオーディオメーカーなどすっ
飛んでしまうそうですが。
 あと,レコーディングはちょっとしたことで音が変わ
り,ミキシングで途中違う人が卓に触ったら音が変
わったとか,オーディオ装置もボリュームさわる人が
変わっただけで音が違うなど,ホームランをかっ飛
ばしていました。
 これから団塊の世代が退職し,オーディオ業界は
手ぐすね引いて待っているそうです。是非,老後の
楽しみにと言っていました。
 


3.リンジャパンは,ブル7の第一楽章冒頭が聞
こえてきましたので入室しました。結局1楽章全部
聞いてしまい,ここでの20分が致命傷に...
 音はともかく演奏が気に入ったので誰の盤か確認
したところ,いつも自宅で聞いているブロムシュテット
ドレスデン・シュターツカペレではないですか,が〜ん!
いつも家に引きこもって,何聞いてんだよ。(ーεー)ボソッ
 しかも,お客さんのリクエストでって,こんな平凡な
音の録音持ってきて1楽章かけさせるなんて,ブル
オタ恐るべし!
 後ろに田中伊佐資さんと神崎さんが,一瞬入室して
いました。田中氏は大柄でジーパンはいてて,そこら
のあんちゃん風,神崎さんは小柄で好々爺風,エレベ
ーターでご一緒した時は,退出を先に譲っていただき
ました。ありがとうございました。
 
 


4.デノンラボは藤岡氏の解説で,ダリのトーンゾ
イレみたいな巨大なスピーカーでデモしていましたが
ポップスだったので,音が分からず,退散しました。
 
 


5.ナスペックは小原氏の解説で,天板透明の
アンプやっていました,中身を見せるのは,相当
な自信だそうです。
 
 
 


6.ハーマンは細谷氏の解説でポップスやってい
ました。JBLのホーンスピーカーはストレートにうそ
偽りない音を出すように思えます。ボーカルやヴァ
イオリンの艶とか言われますが,そういう装置は高
調波歪みを,うまくブレンドしているのではないでしょ
うか?それにしても,細谷氏,幽霊みたい。
 


 JBLの新型マルチチャンネル用,ちょんまげ?ホーンスピーカー。
 


7.アキュフェーズは評論家無しで,何かやってました。
新型チャンデバで,JBL 4348をマルチ駆動でしょう
か?前方パネルに接続図が何種類か有り,社員が現
在鳴っている装置がどの組み合わせか示したいました。
これは良いと思いますが,小さくてよく見えませんでした。
 


8.ラックスマンは,80周年で新製品ラッシュです。巨大モノラルアンプや,純A級プリメインアンプなど,
ホワイト色が目立ちました。
 


昨年発表のM-70fですが,A&VフェスタのDVD−AUDIOブースで2年連続使われていたり,
小生でも届きそうなお値段,ちょっとほしいです。
 


9.オルトフォンはご覧のような人ごみの中で,社長の私物と言われているJBLのグレーの箱に
38cm縦に2発,ショートホーンに巨大音響レンズ+ツイーターでアナログかけていました。三浦
氏の解説で,ビートルズなどポップス中心でした。東芝のレコードはオリジナルとうたっていながら
ひどい音とかいっていましたが,高音中心の懐かしい音で,部屋中に響き渡るビンテージスピー
カーの力強さを堪能できましたが,このレコードは小さくデジタルからのリマスターと書かれている
そうです。次に三浦氏自慢のコレクションから,本当のオリジナル,入手困難なレコードをかけまし
たが,たしかに全然違う音でしたが,マイルド過ぎて面白くなかったです。わんぱくでもいい,逞しく
生きている東芝のほうが断然,輝いていました。
 

追伸(2005年11月11日追加)
今年は柳沢氏の公演は聞きませんでしたが,トイレでお隣になりました。かばんを洗面台の上に
置いたまま,用を足されていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ハイエンドショウ トウキョウ2005

平成17年10月7日(金)〜9日(日)

東京交通会館12Fダイアモンドホール/カトレアサロン

 10月9日に行きました。
 
 
 
 


1.入り口
 
 
 
 


2.ハイエンドショウは最終日18時までやっていると
思っていたのですが,実は17時まで,菅野氏とブル
7に時間取られて,着いたときにはあえなく終了,知
らないうちにクボテックという,去年お目にかかった
会社のハイフィデリティ・オーディオショー2005に誘
導されました。前回はウーハー4発でしたが,今年は
2発です。
 


 こちらは6時までやっていて,月曜もやるそうです。
好きなCD等持参してきて下さいとのことでした。
 


 社長みずからプロジェクター使って,群遅延や時
間差等の説明です。マルチウェイスピーカーの時
間差,位相差の弊害を自慢のデジタルチャンデバ
アンプを使って実演していました。スイープ信号出し
てスピーカーの前でマイクで拾い,ディレイをかけて
時間差を補正していました。位相が狂っているところ
でf特も乱れるが,イコライザーで補正するとさらに位
相がめちゃくちゃになり,最悪だそうです。時間差も,
うんと違えば脳で違う音と認識できるが,ちょっと違
うのは脳が分解できず,聞いてて疲れるそうです。
 スコーカーのクロスは250Hz位と非常に低く,ウー
ハー無しの音も聞きましたが,ヴォーカルなど違和
感無く,引き締まった良い音でした。こんな高いスピ
ーカーは必要ないけど,安いパワーアンプ6台揃え
て位相差のないマルチアンプ駆動をぜひやるべきで,
SACDなど必要ない,といっていましたが,隣の部屋
(写真2.参照)に移動しての試聴ではカンターテ・ドミ
ノのSACDをかけていました。
 ウーハーは28cm仕様と33cm仕様とがありますが,
一度後者を聞いてしまうと,オルガンの足踏み鍵盤
など,前者には戻れなくなるような...
 
 

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